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ハロウィンツリー

ここ数年日本でも「ハロウィン」が大人気です。街中を仮装して歩いてみたり、子ども達が「お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ!」なんつってお友達の家を回ったりと盛り上がりを見せています。幼稚園というのは子どもの坩堝でありますから、可愛い顔したし子ども達が「タカシ先生、お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうぞ!」等と言いに来る子もいるかもしれませんね。

でも、そんなことを言おうものならタカシ先生は即座にこう返すのであります。「イタズラするのが子どもの仕事なんだから、イタズラしなさい。言っておきますけど度が過ぎるイタズラの場合には、お菓子じゃなくカミナリをあげますからね。お菓子が欲しけりゃ、お菓子を下さいと言いなさい。幼稚園ではあげないけど・・・。」と。

なんてシャレの通らないつまらない、時代遅れのタカシ先生なのでしょう。

しかし、その辺をわきまえているうちの子等は、タカシ先生にそんなことを言いに来るはずもなく、それぞれにハロウィンを楽しんでいるようです。

幼稚園の子はどうやってハロウィンを「楽しんでいる」のかって?それは最近事務所の前の植え込みにたむろしている年中児さんの中に入って行くとわかるのです。植えこみの中を良ーく見ると植え込みの木の枝には沢山の砂場のおもちゃが掛けられています。中には木の枝に登って高いところに砂場のバケツを掛けてみたり。木の枝に手の届かない年少さんは、車庫の壁に少し出ているネジの頭に、砂場のおもちゃを掛けているのです。落ちては掛け、掛けては落ち。その集中力たるや大したものです。さらにそんな遊びは、1日では終わらず、来る日も来る日も行われているのです。こんな遊びがなぜハロウィンと繋がっているのだ?とお思いの皆様、まーまー話は最後まで。

タカシ先生も皆様と同様「いったい何の遊びなのだ、これは?」と思って近寄ってみると、子ども達が口々に「ハロウィン♪ハロウィン♪ハーロウィン♪」と、自作したハロウィン音頭を口ずさんでおるのです。そんなもんで「多分」ハロウィン遊びなのでしょう。タカシ先生は「オヌシら、ハロウィンとクリスマスが一緒に来たのではないか?見るからにその飾り付けはクリスマスツリーであるぞ!」と、突っ込みを入れたいところ。しかし、シャレの通らないつまらないタカシ先生でも、そこは突っ込まずに「おーおーこれがハロウィンか。」と枝に飾られた砂場のおもちゃを眺めているのです。

更に、「木に登っちゃイケナインデスゥ〜、先生に言ってやるんでスゥ〜」な正義感の強い女の子が「タカシせんせーあのねぇ〜、男の子がねぇ〜、木にねぇ〜、登ったりねぇ〜、砂場のねぇ〜、おもちゃをねぇ〜、掛けたりねぇ〜、してねぇ〜、遊んでるんですぅ〜」なんて鼻の穴を押っ広げて言いに来ても、「まーまー良いではないか」と女の子をなだめるタカシ先生なのでありました。

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中村幼稚園の「ハロウィンツリー」